琉球列島
Abutilon indicum (L.) Sweet subsp. indicum [アオイ科]
別名:シマイチビ
原産地はインド。繊維をとるために世界に拡がり、逸出野生化した。高さ約2m位になる多年生草本であるが、与那国島浦野の海岸には特に多く、風が強いためか高さ約30cm、広さ6㎡程の群落を諸所に形成していた。近似のタイワンイチビは葉の表面が緑色で細かい皺があるが、タカサゴイチビの葉は滑かで灰白色の軟毛を密生する。花は午後遅く開花する。南敦の標本が山口県立山口博物館に出してある。(富永啓介)
沖縄県与那国島 2017年4月11日 富永啓介撮影
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