ヤノネボンテンカ

Pavonia hastata Cav.   [アオイ科]

 原産地は南アメリカで、高さ70~100cmの低木。1980年代頃、日本各地に園芸植物として入り、暖地で野生化した。山口県では、南敦が2007年8月31日、光市総合病院駐車場に多数野生化したものを採集し、山口県立山口博物館に出したのが最初の記録となる。現在、周防大島町、上関町、下関市、防府市などで栽培や野生を見る。これらは越冬している。上関町のものも山口博物館に入れてある。(南敦)

山口県光市虹ヶ浜 2014年11月10日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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