ヒルザキツキミソウ

Oenothera speciosa Nutt.  [アカバナ科]

 原産地は北アメリカ。世界の暖帯や熱帯で広く栽培されている。日本には江戸時代に観賞用として入った。第二次世界大戦後、観賞用に栽培する者が増えたが、2000年頃から各地で逸出がはじまり、野生が増えだした。山口県では、山口県立山口博物館によると、「宇部市西宇部、1986年6月22日、岡国夫」がはじめの記録である。現在(2017)は至る所にあり、花の色、大きさ、八重咲などいろいろある。(南敦)

山口県柳井市黒杭 2015年5月17日 松本秀樹撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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