アレチマツヨイグサ

Oenothera parviflora L.  [アカバナ科]

 原産地は北アメリカ東部?。メマツヨイグサとの区別や解釈がことなり、日本にいつ頃入ったかは不明である。メマツヨイグサとともに花の直径が2~4cm、高さ0.5~1.5m。オオマツヨイグサやオニマツヨイグサは花の直径が8~10cmなどで明らかに異なる。メマツヨイグサとのちがいは、花弁の間にすき間があることである。その程度はいろいろあり、区別のつかないものがある。花が小さくて、花弁と花弁の間があいている群落があればアレチマツヨイグサである。メマツヨイグサとの混生のときもあり、今後検討を要する種である。(南敦)

山口県山口市野谷 2015年9月21日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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