ノハラジャク

Anthriscus scandicina (F.Weber) Mansf.  [セリ科]

 原産地はヨーロッパ。日本では1969年に香川県で採集された。山口県では、山口県立山口博物館の標本記録によれば、「徳地町野谷白井川、2003年4月29日、南敦」が最初である。ここは現在(2017)消失。周防大島町文珠山林道には多い(2016年5月20日)。特徴は複葉の裂片が密である、果実に異臭があることなどである。(南敦)

山口県周防大島町文珠山林道 2016年5月20日 南敦撮影

〈葉と果実〉山口県周防大島町文珠山林道 2016年5月31日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

0コメント

  • 1000 / 1000