トウネズミモチ

Ligustrum lucidum Aiton  [モクセイ科]

 中国原産の常緑高木。葉はネズミモチより大きく、長さ4~10cmになる。果実は長さ7~8㎜の球形に近い楕円形、黒紫色に熟す。日本には明治初期に導入された。山口県では、山口県立山口博物館の標本記録によると、「美祢郡美東町中国自動車道、1987年7月14日、岡国夫」が最初である。各地に植えられ野生化している。(石光照彦)

山口県光市虹ケ浜 2016年11月5日 石光照彦撮影

〈果実〉山口県光市虹ケ浜 2016年11月5日 石光照彦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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