モミジヒルガオ

琉球列島

Ipomoea cairica (L.) Sweet  [ヒルガオ科]

別名:タイワンアサガオ

 熱帯アメリカ原産の蔓性多年生草本で、日本には1930年代に移入し、観賞用として栽培された。南西諸島では広く定着し、屋久島が分布の北限になる。茎は無毛でしばしば節から発根する。葉は互生。葉身は光沢があり無毛、掌状に5~7裂する。裂片の縁は波打ち、先は尖る。葉腋から出る花柄の先に直径約7cmの花を1~数個つける。花冠は紅紫色で中央部は濃紫色である。近年、山口県でも多数市販されている。(石光照彦)

鹿児島県屋久島 2012年6月3日 石光照彦撮影

〈花〉鹿児島県屋久島 2012年6月3日 石光照彦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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