アサガオ

Ipomoea nil (L.) Roth  [ヒルガオ科]

 原産地はアジア。各国で観賞用に栽培された。日本には10世紀頃に中国から薬用として入った。江戸時代に観賞用に多くの品種がつくられ、「アサガオ展」が各地で開催された。現在(2017)は原種に近いものが各地に野生している。山口県では、山口県立山口博物館の標本記録によれば、「山口市鰐石、1964年10月4日、三宅貞敏」がはじめである。野生はますます増えつつある。(井川孝子)

山口県光市中央 2016年9月26日 井川孝子撮影

山口県光市光井 2016年9月28日 井川孝子撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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