オランダハッカ

Mentha spicata L. 'Crispa'  [シソ科]

別名:ミドリハッカ、スペアミント

 原産地はヨーロッパ。世界各地で栽培されて料理の香料とされた。日本には江戸時代に導入された。山口県では、『山口県植物誌』の記録によると「萩市玉江、1925年9月3日、二階重楼」が最初である。近似のコショウハッカに比して葉の先は鈍頭~円頭、仮輪は互いに接して隙間が見えない。佐波川の岸には多く、容易に採れる。(南敦)

山口県山口市徳地堀佐波川 2016年8月19日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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