キンギンナスビ

琉球列島

Solanum capsicoides All.  [ナス科]

 南アメリカ原産。世界の熱帯、亜熱帯に拡がった。日本には明治年間に観賞用に入った。「紅と白の果実」は対照的で美しい名がついたが、刺のために栽培する人はなくなり、逸出野生化したものが拡がっている。寒さには弱く、近県での北限は愛媛県の佐田岬半島であった。2010年10月24日佐田岬半島、2011年12月11日沖縄島、2017年4月11日与那国島などの標本が山口県立山口博物館に納めてある。(南敦)

沖縄県沖縄島 2011年12月11日 南敦採集 2011年12月14日 標本撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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