ワルナスビ

Solanum carolinense L.  [ナス科]

別名:オニナスビ

 原産地は北アメリカ。世界各地に帰化。明治時代初期に千葉県の牧場に見つかった。山口県では、『山口県植物誌』によると、「防府市防府、1968年7月7日、塩見隆行」が最初である。茎に鋭い刺が無数にある多年生草本。地下の茎は長く伸びて群落をつくる。ナス科であるが数十年の連作にもよく耐える。(南敦)

山口県光市室積 2016年6月21日 南敦撮影

〈花〉山口県光市室積 2016年6月21日 南敦撮影

〈果実〉山口県光市室積 2015年10月25日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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