ムラサキイヌホオズキ

Solanum memphiticum Mart.  [ナス科]

 原産地は南アメリカ。世界各国に帰化している。日本では檜山庫三が1951年に埼玉県で最初に採集した。山口県では、山口県立山口博物館の標本記録によると、「萩市越ヶ浜漁港、2005年6月25日、南敦」が最初である。一~数年生草本で、現在(2017)各地の道路端によく見られる。茎が濃紫色なので、他のイヌホオズキと容易に区別できる。花色は白色~淡青紫色である。(南敦)

山口県光市光井 2015年10月13日 南敦撮影

〈花〉山口県光市光井 2015年10月13日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

0コメント

  • 1000 / 1000