タチイヌノフグリ

Veronica arvensis L.  [オオバコ科]

 原産地はヨーロッパ。世界中に帰化している。日本には明治時代のはじめに入った。山口県では、『山口県植物誌』の記録によると、「萩市萩、1920年5月11日、二階重楼」が初めてである。茎はふつう15cm以内ではじめから立っているか、はじめ伏せていてもあとで立ち上がる。花は非常に小さく、閉じていることが多い。県下の至る所に生育する。(南敦)

山口県光市中央 2016年3月28日 南敦撮影

〈花〉山口県光市中央 2016年3月28日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

0コメント

  • 1000 / 1000