キバナツノゴマ

Ibicella lutea (Lindl.) Van Eselt.  [ツノゴマ科]

 原産地は南アメリカ。1985年平生町平生村の畑で見つかった。畑に牛糞を多数散布していたので、それに種子が混じっていたと考えられる。葉茎はカボチャのようである。果実は「牛の角」のようなものが出来る。ときに果実が道の駅などで販売される。平生村で見つかったものの種子から育てた、1995年の花葉や果実の標本は山口県立山口博物館に入れてある。同館には他の場所のものがない。(南敦)

山口県平生町平生村(南敦栽培) 1995年11月24日 南敦撮影

〈果実〉山口県平生町平生村(南敦栽培) 2015年12月3日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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