シロノヂシャ

Valerianella radiata (L.) Dufr.  [スイカズラ科]

 原産地は北アメリカ。1993年神奈川県で見つかった。ノヂシャの花冠が淡青色、果実がほぼ円形、長さ・幅ともに2~2.5㎜に対し、シロノヂシャは花冠が純白色、果実が長楕円形である。南敦は2015年5月17日、佐波川法面(旧徳地町堀)採集の標本を山口県立山口博物館に納めた。同館では初記録である。花冠の色に気をつけて見ればかなり見つかるかもしれない。(南敦)

山口県光市中央 2017年5月1日 南敦撮影

〈花〉山口県田布施町上松尾 2017年4月20日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

0コメント

  • 1000 / 1000