マルバフジバカマ

Ageratina altissima (L.) R.M.King et H.Rob.  [キク科]

 原産地は北アメリカ。日本には明治時代に入った。清水矩宏ほか『日本帰化植物写真図鑑』によると北海道から近畿地方にかけて、見られる。山口県では、南敦が2015年9月23日、室津半島の先端部(上関町)の道路法面に5箇所以上、10株以上の個体を見つけ、その標本は山口県立山口博物館に納めた。これが、山口博物館初記録であった。ヒヨドリバナによく似ているが、葉柄が約2cmもある。(南敦)

山口県上関町室津半島先端部 2015年9月23日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

0コメント

  • 1000 / 1000