オオブタクサ

Ambrosia trifida L.  [キク科]

別名:クワモドキ

 原産地は北アメリカ。世界の暖帯に広く帰化している。日本では1953年に見つかった。山口県では、『山口県植物誌』によると、「山口市下金古曾、1964年10月4日、三宅貞敏」が最初の記録である。葉は3~7深裂し、秋に長い花穂を立てる。ブタクサと同様に花粉症の原因になる。葉が3裂したクワの葉に似ている。(南敦)

山口県光市立野 2016年9月21日 南敦撮影

〈花穂〉山口県光市立野 2016年9月21日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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