セイタカハハコグサ

Pseudognaphalium luteoalbum (L.) Hilliard et B.L.Burtt  [キク科]

 原産地はヨーロッパ。各国に広く拡がる。日本には第二次世界大戦後に、先ず沖縄に帰化し、北上したものと思われる。山口県では、山口県立山口博物館の標本記録によると、「防府市小島、1992年6月2日、真崎博」が一番早い。2000年頃から特に増え出した。高さ30~50cmまでのび、黄褐色の小さい頭花をつける性質がある。光市牛島元小中学校の校庭に非常に多い。(南敦)

福岡県北九州市門司区新門司 2015年6月13日 南敦撮影

〈花〉福岡県北九州市門司区新門司 2015年6月13日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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