オオアワダチソウ

Solidago gigantea Aiton subsp. serotina (Kuntze) McNeill  [キク科]

 原産地は北アメリカ。花壇や生花用として各国に導入された。日本にも明治年間に導入されたが、一部は野生化した。山口県では、『山口県植物誌』の記録によると、「美祢市及び美祢郡植山、1968年7月22日、三宅貞敏」が最初である。近似のセイタカアワダチソウの葉や茎には、剛毛が密生するが、この種では剛毛はないか、わずかである。北方系で冷涼地を好む。(岡村敏子)

広島県芸北町 2016年7月19日 岡村敏子撮影

〈花〉広島県芸北町 2016年7月19日 岡村敏子撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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