ステビア

Stevia rebaudiana (Bertoni) Hemsl.  [キク科]

別名:アマハステビア、シラユキギク

 原産地は中米のパラグアイか、近辺国。甘味源として各国に渡った。多年生草本であるが一年生草本としても取り扱われる。葉茎は非常に甘い。ショ糖の200~300倍の甘さがあるといわれる。成分はステビオサイドという配糖体で、人では栄養にならない。近年野生化が見られる。写真の標本は山口県立山口博物館に納入している。同館の初記録である。(南敦)

山口県光市中央 2016年10月12日 南敦撮影

〈花〉山口県光市中央 2016年10月12日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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