コトブキギク

琉球列島

Tridax procumbens L.  [キク科]

 熱帯アメリカ原産の多年草で茎はよく這う。日本では第2次世界大戦後に最初に沖縄に帰化した。その後亜熱帯地方を中心にかなり見られる。葉の鋸歯が著しく大きいのと、頭花の柄が5cm以上伸びること、3裂した白色の舌状花が5枚であるなどの特性がある。南敦らの標本は山口県立山口博物館に納めてある。(吉岡恭三)

沖縄県西表島 2012年12月16日 吉岡恭三撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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