ハタケニラ

Nothoscordum gracile (Dryand.) Stearn  [ヒガンバナ科]

 北アメリカ原産。ニラに似た多年草で、鱗茎によりいくらでも増えて困る害草である。明治の中頃、生花用に日本に入った。山口県では、山口県立山口博物館によると、「徳山市若草町舞車、1980年5月19日、南敦」の標本が最初である。現在(2017)は周南市や山口市の市街地にもかなり見られる。一度畑や庭に入ると除くのが難しい。花茎が20~40cmもある。(南敦)

山口県光市中央 2015年6月6日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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