アツバキミガヨラン

Yucca gloriosa L.  [キジカクシ科]

別名:キミガヨラン

 メキシコ原産。日当たりのよい海岸、沿海地に生育する。葉は厚く先端は鋭い刺となる。多くのスズラン様の花をつけて目立つ。日本では主に第二次世界大戦後、公園や庭園に植えられた。植物体は鋭い刺のため捨てられて、野生化し増殖するところがある。山口県立山口博物館には、南敦の標本がいくつか出されている。(田邊護)

山口県長門市日置 2016年10月10日 田邊護撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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