2021.03.16 07:50アツバキミガヨランYucca gloriosa L. [キジカクシ科]別名:キミガヨラン メキシコ原産。日当たりのよい海岸、沿海地に生育する。葉は厚く先端は鋭い刺となる。多くのスズラン様の花をつけて目立つ。日本では主に第二次世界大戦後、公園や庭園に植えられた。植物体は鋭い刺のため捨てられて、野生化し増殖するところがある。山口県立山口博物館には、南敦の標本がいくつか出されている。(田邊護)
2021.03.16 07:07オオアマナOrnithogalum spp. [キジカクシ科]別名:オーニソガラム 原産地はヨーロッパから西アジアで、鱗茎(球根)は子球をよくつける。世界各地で栽培され、その逸出がある。山口県では、山口県立山口博物館の記録によると、「阿東町徳佐栄町、1977年5月17日、見明長門」が最初の記録である。南敦は、佐波川(旧徳地堀)の道路法面に多数の苗を見て採集し、山口県立山口博物館に納めている。いろいろな種類がある。(南敦)
2021.03.16 06:29オリヅルランChlorophytum comosum (Thunb.) Jacques [キジカクシ科]別名:チョウラン、フウチョウラン 原産地は南アフリカ、中部アフリカ。世界各地で栽培され、寒い所では室内で育てられる。日本には明治時代に入った。多くは室内で育てられたが、無霜地帯は露地でも育てられた。だが、温暖化の影響でかなりの暖地で逸出し拡がっている。南敦は山口県立山口博物館に、周防大島町情島と上関町戸津(写真)の標本を納入している。情島のものが山口博物館初記録という。(南敦)