ニワゼキショウ

Sisyrinchium rosulatum E.P.Bicknell  [アヤメ科]

 北アメリカ原産の高さ5~50cmになる多年生草本で、日本には明治20年頃渡来した。山口県では、『山口県植物誌』によると、「山口市宮野、1956年5月31日、岡国夫」が最初の記録である。花は主に5~6月、茎の頂に散形状につき、基部に苞がある。花被片は6枚で、淡紅紫色または白色、基部が黄色い。1日花である。全体が大小の著しい変異があり、変種や品種を設ける場合がある。(石光照彦)

福岡県北九州市門司区 2015年6月13日 石光照彦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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