ノハカタカラクサ

Tradescantia fluminensis Vell. cv.  [ツユクサ科]

別名:トキワツユクサ

 南アメリカ原産?。白斑のものが観葉植物として世界で栽植された。白斑は無くなり原種に戻って拡がった。山口県では、『山口県植物誌』の記録によれば、「萩市萩、1953年6月20日、Y.Ikeda」が最初。茎と葉の裏が紫~紫褐色である。全体緑色のものをミドリハカタカラクサという。2016年1月4日、上関町中之浦で採集した緑色のものを室内で栽培していたら1月末には茎と葉裏が紫色になった(写真右)。今後の検討を要する。(南敦)

山口県光市中央(南敦栽培) 2017年2月1日 南敦撮影

〈花〉山口県光市中央(南敦栽培) 2017年6月22日 南敦撮影

〈ミドリハカタカラクサと思われたものを室内栽培した〉山口県光市中央(南敦栽培) 2016年1月末 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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