アメリカスズメノヒエ

Paspalum notatum Flügge  [イネ科]

別名:バヒアグラス

 原産地は南アメリカ。各国で芝生や牧草に使用される。日本には明治時代に入ったらしい。第二次世界大戦後に、特に道路法面に植栽された。山口県では、山口県立山口博物館の標本記録によると、「長門市油谷伊上、1973年8月4日、真崎博」が最初である。花序は普通2本の穂状花序からなり、秋~冬期に地上部の葉鞘が紅いことが多い。各地に多い。(南敦)

山口県光市中央 2016年8月5日 南敦撮影

〈葉鞘〉山口県光市中央 2015年10月17日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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