Paspalum urvillei Steud. [イネ科]
原産地は南アメリカ。世界各地に牧草として持ち込まれ、拡がっている。日本では1958年に福岡県で確認。山口県では、『山口県植物誌』によると、「下関市下関突堤、1972年8月8日、三宅貞敏」が最初である。花序は通常10本以上の総からなる。また、小穂の長さは約2.5㎜。名前に「タチ」がつくが、10本以上の総が近接斜上し、重くなり、花序は傾くことがある。葯は黄色で、同定の決め手となる。(南敦)
山口県光市中央 2016年7月22日 南敦撮影
〈黄色の葯〉山口県光市中央 2016年7月9日 南敦撮影
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