オオスズメノカタビラ

Poa trivialis L.  [イネ科]

 原産地はヨーロッパからアジア。日本にいつ頃入ってきたかは不明。山口県では、山口県立山口博物館の標本記録では、「山口市小郡町、1970年5月12日、岡国夫」が最初である。特徴はスズメノカタビラに比し、高さ30cm以上の大形、根系により群生、葉舌は白色膜状で先が尖り約5~8㎜、1節から3本以上の花枝を出す、ことなどである。(南敦)

山口県周防大島町文珠山林道 2016年5月21日 南敦撮影

〈葉舌〉山口県周防大島町文珠山林道 2016年5月21日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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