オウゴンカズラ

琉球列島

Epipremnum aureum (Linden ex André) Bunting.  [サトイモ科]

別名:ポトス

 原産地は不明。鮮緑色の葉に「黄色の斑」が不規則に入る。古くから世界で室内用の観葉植物に用いられるが、沖縄では樹木や人家の壁などによじのぼる。葉は大小が著しい。大きくなるとモンステラのように孔が開いたり切れ込みがあったりする。南敦は山口県立山口博物館にいくつもの島の標本を納めている。近似のハブカズラは黄斑がなく、低温では育たない。室内用観葉植物にはなりにくい。(南敦)

沖縄県石垣島 2017年4月14日 富永啓介撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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