メリケンガヤツリ

Cyperus eragrostis Lam.  [カヤツリグサ科]

 原産地は熱帯アメリカ。世界の熱帯から暖帯にかけて帰化。山口県では、山口県立山口博物館の記録によると「萩市日見川河口、1995年10月15日、三宅貞敏」が最初である。県下のほとんどの河川に分布。多年生草本で高さ80cm位のもある。近似のタマガヤツリの小穂が著しく密に集合し、球状の総を作るのに比して、小穂はやや緩く集合する。(南敦)

山口県光市立野 2016年8月13日 南敦撮影

〈総〉山口県光市立野 2016年8月13日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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