2021.03.07 08:35ヒメノウゼンカズラTecomaria capensis (Thunb.) Spach [ノウゼンカズラ科] 原産地は南アフリカ。高さ1.5mまでに立つ常緑低木で、茎は蔓性にならず地下茎で増える。周防大島町情島の港では、2010年頃から大群落をつくり、10月下旬が花盛りである。情島の標本は、南敦が2013年11月15日、山口県立山口博物館に納めた。これが同館の最初である。(南敦)
2021.03.07 06:24ツリガネカズラBignonia capreolata L. [ノウゼンカズラ科] 原産地は米国の東・中・南部。観賞用樹木として世界に渡った。日本にいつ頃入ったかは不明。山口県では、山口県立山口博物館の標本記録によると、「山口市大内氷上、1905年7月23日、小田常太郎」が最初である。蔓性樹木。葉は3小葉からなるが、その内1小葉はひげ状になり、2小葉のように見える。近年数箇所で野生化している。(永井要明)