Boehmeria nivea (L.) Gaudich. var. nivea [イラクサ科]
原産地はアジア大陸。全面に立った粗い毛を生じる。繊維をとるため日本に渡来した。山口県では、『山口県植物誌』の記録によれば、「宇部市上小野、1957年9月25日、岡国夫」が最初である。繊維は近似のカラムシより強い。その後、ナンバンカラムシから繊維のもっと強いラミーという品種が現れて、第二次世界大戦まで、多くの畑に植えられた。これはその後も道端などに残り増殖している。(南敦)
〈ラミー〉山口県田布施町上松尾 2017年7月3日 南敦撮影
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