ウシオハナツメクサ

Spergularia bocconii (Scheele) Foucaud ex Merino  [ナデシコ科]

 原産地はヨーロッパ。近似の植物があり、世界にどのように拡がったかは不明である。2016年6月25日、南敦は光市島田市島田川沿海地で採集した。次の特徴がある。葉茎や萼などに腺毛が著しい。葉の先は針状に尖る。花序の花は葉と対生する。花弁は上半分のみが淡紅色である。南敦の各地の標本は山口県立山口博物館に納めてある。(南敦)

山口県光市島田川河口 2016年6月26日 南敦撮影

〈花〉山口県光市島田川河口 2016年6月26日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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