Dysphania anthelmintica (L.) Mosyakin et Clemants [ヒユ科]
原産地は熱帯アメリカ。世界各国に拡がる。最初は薬用植物として渡ったらしい。日本では1894年に千葉県で採集。山口県では、アリタソウChenopodium ambrosioides L.は、『山口県植物誌』の記録で、「山口市讃井、1964年10月4日、三宅貞敏」が一番早い。『山口県植物誌』ではアメリカアリタソウを分類していない。アメリカアリタソウは花序の間に苞葉が全くないか少ない。アリタソウは苞葉が大きいとある。両者が変種関係にあるが、分ける必要がないとの意見もある。写真のは、苞葉がごく小さいのでアメリカアリタソウとした。(南敦)
山口県平生町平生村 2015年10月24日 南敦撮影
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