アツミゲシ

Papaver somniferum L. subsp. setigerum (DC.) Arcang.  [ケシ科]

 原産地は北アフリカで世界各地に帰化。日本では1964年に愛知県で発見された。山口県では山口県立山口博物館によると、「旧玖珂郡野口笹見川、1988年5月19日、真崎博」が初めて発見した。その後、三宅貞敏、南敦らにより各地で発見された。この種は未熟果実にモルヒネを含むことから麻薬取締の対象になり、2015年はごくわずかしか見なかった。(南敦)

山口県光市光井 2015年5月5日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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