Tarenaya hassleriana (Chodat) Iltis cv. [フウチョウソウ科]
熱帯アメリカ原産の一年生草本で、高さ約1mになる。世界中で観賞用に広く栽培されている。日本には明治初期(1870年頃)に導入された。山口県では、山口県立山口博物館の標本記録によると、「場所記入なし、1905年、小田常太郎」が最初である。希に野生化したものが見られる。花弁は4枚で長い花柄がつき、雄しべと雌しべが長く伸び、風に舞うチョウの羽と触角を連想させる。(石光照彦)
山口県柳井市新庄 2009年6月28日 石光照彦撮影
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