シロイヌナズナ

Arabidopsis thaliana (L.) Heynh.  [アブラナ科]

 原産地はユーラシア大陸ならびに北アフリカ。世界の暖帯~温帯の疎生地に分布。日本には第二次世界大戦後に入った。山口県では、『山口県植物誌』の記録によれば、「山口市氷上、1892年4月10日、二階重楼」が最初である。開花期は3月下旬~4月中旬で小さい白色花を開く。根生葉は長楕円形で密に生え、茎生葉はほとんどない。山口市徳地八坂一帯に多い。(南敦)

山口県山口市徳地八坂 2016年4月17日 南敦撮影

〈花〉山口県山口市徳地八坂 2016年4月22日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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