ハマカブラ

琉球列島

Brassica rapa L. var. rapa  [アブラナ科]

 カブラの別名はカブ、カブナ。栽培のカブラは中国から持ち込まれた。2014年1月11~15日、沖縄県大東島にいくつもの群落があった。地元の人の話では「根は細くて役に立たない。葉や花茎を煮物や油炒めに使う。全部採ると絶滅するので、必ず数株は残す」という。2017年4月11日には与那国島で、同13日には波照間島の海近くでも大小の群落が見られた。恒久的に野生化しているのは沖縄県のみであろう。(南敦)

沖縄県波照間島 2017年4月13日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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