ミチタネツケバナ

Cardamine hirsuta L.  [アブラナ科]

 原産地はヨーロッパ~東アジア。日本では1992年頃に確認されている。山口県では至る所に野生し、山口県立山口博物館には南敦らの標本が多数出されている。根生葉はよく発達するが茎葉はほとんどない。根生葉の小葉は円形に近く、その頂葉は著しく大きい。花弁の長さ2~3㎜。3月下旬に開花する。道端のいたる所に生育している。(南敦)

山口県周南市上村 2016年3月26日 南敦撮影

〈花〉山口県周南市上村 2016年3月26日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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