オオマツヨイグサ

Oenothera erythrosepala Borbas  [アカバナ科]

 北アメリカ原産。二年生草本。観賞用に栽培され、逸出野生化している。高さは1.5mになる。花は夕方から咲き、閉花後も色が変わらない。明治初期に導入された。荒れ地によく見かける。山口県では、『山口県植物誌』によれば、「山口市御堀、1905年6月20日、小田常太郎」が一番早い記録である。現在(2017)、山口市徳地八坂に多い。(田邊護)

山口県山陽小野田市元山 2015年8月22日 田邊護撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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