コマツヨイグサ

Oenothera laciniata Hill  [アカバナ科]

別名:キレハマツヨイグサ

 原産地は北アメリカ。各国に帰化。明治時代後期に渡来したとされる。山口県では、『山口県植物誌』によれば、「徳山市徳山、1957年5月22日、岡本省吾」がはじめの記録である。葉が狭卵形ないし広線形でほとんど全縁のものをマルバコマツヨイグサ f. integrifolia Jansen et Kloos という。光市牛島南部に多い。立性のタチコマツヨイグサが光市三輪ほか各地に見られる。検討を要する。(南敦)


山口県光市虹ヶ浜 2015年11月10日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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