フウセントウワタ

Gomphocarpus physocarpus E.Mey.  [キョウチクトウ科]

 原産地は南アフリカ。世界の暖地に栽培され、切花にもされている。日本でも暖地に最近栽培されはじめた。山口県でも沿海地の人家に少しずつ植えられているが、その逸出がかなり多い。山口県立山口博物館の標本記録では、「光市虹ケ浜光総合病院駐車場、2010年8月6日、南敦」がはじめである。周防大島町や上関町などの沿岸でかなり多く野生化している。(南敦)

山口県光市中央 2015年1月6日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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