シチヘンゲ

Lantana sp.  [クマツヅラ科]

別名:ランタナ

 別名のランタナは属名である。属の原産地は熱帯アメリカ。世界各地で栽培され、野生化。沖縄県などでは主に第二次世界大戦後栽培され、まもなく野生化した。山口県では、山口県立山口博物館の記録によると、「萩市、1917年10月15日、二階重楼」がはじめである。これは「野生ではない」ようである。現在は各地にいろいろな種や品種が野生化している。 (南敦)

山口県周防大島町情島(写真はL. camara L.) 2016年6月16日 南敦撮影

〈果実〉山口県周防大島町情島 2016年7月22日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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