フトボナガボソウ

琉球列島

Stachytarpheta jamaicensis (L.) Vahl  [クマツヅラ科]

 南アメリカ原産の多年生草本。世界の熱帯や亜熱帯に広く帰化。日本には第二次世界大戦後に沖縄県に帰化した。現在同県のほとんどの島に拡がっている。花序が長さ30cmもあり、太いのが特徴で、濃紫色の花を咲かせる。近似のチリメンナガボソウは、葉面に著しい皺がある。(吉岡恭三)

沖縄県西表島 2012年12月15日 吉岡恭三撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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