マメカミツレ

Cotula australis (Sieber ex Spreng.) Hook.f.  [キク科]

 原産地はオーストラリア。世界各国の暖地に拡がっている。日本では1939年に、神戸市で初めて見つかった。山口県では、山口県立山口博物館の標本記録で、「岩国市車町米軍基地、1980年5月3日、南敦」が最初である。県内の暖地では市街地の人家の庭、路辺、空地などにはびこる。特徴は茎や葉に長い軟毛があり、柄の長い頭花は扁球形で白色~緑黄色である。複葉の裂片の先は鋭く尖る。(南敦)

山口県周防大島町情島 2015年4月14日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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