アメリカタカサブロウ

Eclipta alba (L.) Hassk.  [キク科]

 原産地は熱帯アメリカ。世界の暖帯~熱帯に帰化。日本では最初1948年神戸市で採集された。山口県では、山口県立山口博物館の標本記録によると、「山口市讃井、1964年10月4日、三宅貞敏」が一番早い。タカサブロウとの違いは、果実が小さく、長さ約2.3㎜、幅約1.8㎜。決め手は果実に幅の広い翼がないことである。(南敦)

山口県田布施町上松尾 2015年10月5日 南敦撮影

〈果実(約2.3mm)〉山口県田布施町上松尾 2015年10月5日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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