ヒメブタナ

Hypochaeris glabra L.  [キク科]

 原産地は地中海沿岸。日本では1970年に三重県で記録された。山口県では、山口県立山口博物館の標本記録によると、「小野田市千崎東、1986年9月8日、山田孝」の標本が一番早い。ブタナの花の直径が2~4cmあるのに比して、3~6㎜。また、ブタナは草地に生育するが、ヒメブタナは道路のアスファルトと縁石の境などに生える。(南敦)

山口県田布施町麻郷米出 2015年5月24日 南敦撮影 

〈ロゼット〉山口県田布施町麻郷米出 2015年5月24日 南敦撮影 

〈花〉山口県田布施町麻郷米出 2015年5月24日 南敦撮影 

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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