トゲヂシャ

Lactuca serriola L.  [キク科]

別名:アレチヂシャ

 原産地はヨーロッパ。ほぼ全世界に帰化。日本では第二次世界大戦後に見られるようになった。山口県では、山口県立山口博物館によると、「上関町室津、1977年8月17日、南敦」が最初の記録である。チシャによく似ているが、葉の先や裂片の先に刺がある。葉身が裂けていないものをマルバトゲヂシャLactuca serriola L. var. integrifolia G.Beck. (写真)という。(南敦)

〈マルバトゲヂシャ〉山口県山口市徳地野谷 2003年9月28日 南敦撮影

〈マルバトゲヂシャ花〉山口県山口市徳地野谷 2003年9月28日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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