ムラサキオオツユクサ

Tradescantia pallida (Rose) D.R.Hunt  [ツユクサ科]

別名:ゼブリナ、ムラサキゴテン

 原産地はメキシコで多年生草本。日本では1900年頃に温室用に入ってきた。四国や九州の沿海地では露地で育つ。近年、瀬戸内海や日本海の沿海地の庭などに植えられ、それがかなり捨てられ、または種子で逸出しはじめた。南敦は周防大島町、上関町、防府市、萩市などで逸出を採集しており、その標本は山口県立山口博物館に納めてある。(南敦)

山口県周防大島町伊保田港 2015年7月20日 南敦撮影

山口・琉球等帰化植物図鑑 2017

2020年12月、山口植物学会は「山口・琉球等帰化植物図鑑 第2巻」を刊行いたしました。ところが、2017年刊行の初巻がすでに売り切れて、手に入らなくなっていました。そこで、このサイトで初巻の内容を公開することにいたしました。第2巻だけをお持ちの方はぜひ、このサイトをご併用ください。

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